このたびの参議院選挙において、私たち自民党は、香川県選挙区の大切な議席を失い、全国的にも厳しい審判を受ける結果となりました。まずは、これまでご支援くださった皆さま、そして猛暑の中、選挙戦をともに戦い抜いてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。同時に、そのご期待に十分応えることができなかったことを、深くお詫び申し上げます。
今回の結果は、「足元を見直し、原点に立ち返れ」という、国民の皆さまからの真摯なご指摘であると受け止めています。私たちは、これまで経済政策、安全保障、子育て・教育、そして地域課題の解決に取り組んでまいりましたが、説明不足や現場の声を聞く姿勢において、依然として大きな課題があることを痛感しております。
今年、自民党は結党70年という節目を迎えます。今こそ謙虚に自らを問い直し、“解党的出直し”の覚悟で改革に取り組むべきときだと強く感じています。政治とは、一人ひとりの暮らしと真摯に向き合う営みです。いま日本を取り巻く情勢は極めて厳しく、政治の停滞は決して許されません。私たちは、今回の民意を「政治を根本から立て直せ」という強いメッセージと受け止め、責任ある立場として真っ正面から向き合ってまいります。
自民党には、まだ再生の力があると信じています。地域で地道に活動する地方議員の皆さま、長年支えてくださった党員・支持者の皆さまと共に、新たな一歩を踏み出す覚悟です。今後とも、厳しい叱咤とご指導を賜りながら、政治家としての責任を誠実に果たしてまいります。このたびは、誠に申し訳ございませんでした。改めて、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 #平井卓也 #三宅しんご