本日、自民党岸田派(宏池会)が総務省に解散届を提出しました。私の地元香川県から輩出された大平正芳総理が率いた歴史ある派閥が名実ともに消えることとなり、感慨無量です。私が初当選した2000年以来お世話になった宏池会は、自民党の中で最も古い伝統を持つ派閥であり、保守本流の政策集団として、経済政策を中心に政権をリードしてきました。その存在は党の歴史そのものと言えます。
しかし、政治の世界においては、変わらないために変わり続ける必要があります。新しい時代にふさわしい政党に生まれ変わるためには、過去の栄光にしがみつくのではなく、時代の変化に対応し、未来を見据えた改革が求められます。宏池会の解散は、一つの時代の終わりを意味しますが、それは同時に新たな出発点でもあります。