2024/3/2

令和6年度の予算案が衆議院を通過しました

昨日の深夜国会、異例の土曜日開催の本会議を経て、総額112兆5717億円となる令和6年度の予算案が衆議院を通過しました。憲法第60条では、予算案はまず衆議院に提出されること、また、衆議院での決定と参議院での決定が異なる場合には、衆議院の決定が優先し、参議院で可決または修正されない場合も、一定期間(30日)が経過すると衆議院の議決が国会の議決となる(自然成立)とされています。そのため、毎年、予算案の成立を巡っては、今回のように日程闘争となるのです。
今回の派閥のパーティーをめぐる問題をはじめ、政治とカネの議論はもちろん重要ですので、予算委以外で徹底的に議論し、法改正を含め政治改革への道筋をしっかりつけるべきです。一方、今回の予算には、能登半島地震の復旧・復興を含む予算、子育て関係の予算、暮らしに直結する予算、経済成長につなげる予算など、極めて重要なものが含まれています。予算案が年度内に成立しないと、国民生活に支障をきたす可能性が高いので、年度内成立は与党の責務でもあり、国民生活を守るためにも極めて重要なことです。
土曜日開催という異例の本会議でしたが、与党の議員の一人として予算の年度内成立に目処が立ち少し安堵しています。地元に帰れずご迷惑をおかけした皆さま、どうかご理解の程よろしくお願いします。#平井卓也