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マイナンバー法案衆院通過

2013/05/10

ゴールデンウィークも終わり、通常国会も6/26の会期末に向けた後半戦に入りました。今夏は7/21に参議院選挙が予定されているため会期の大幅な延長が不可能であり、法案審議の日程に余裕はありません。また、二院制においては、衆院で可決した法案でも参院で審議未了になれば廃案になってしまうので、参議院の日程にも配慮が必要です。

この2年間、法案担当者として私が主導したマイナンバー法案は昨日の衆議院本会議で可決され、参議院に送付されました。マイナンバーは、複数の機関に存在する個人の情報を同一人の情報であるということの確認を行うための基盤であり、社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平・公正な社会を実現するための社会基盤(インフラ)です。導入することによって、社会保障や税に係る各種行政事務の効率化が図られるだけでなく、ITを活用することにより添付書類が不要となったり、行政機関から国民にプッシュ型の行政サービスを行うことが可能となる等、国民の権利を守り、国民にとって利便性の高い社会を築くための制度です。参議院でも着実に審議を進めて頂き何としても成立させたいと思います。

また、川口順子参議院環境委員長の海外渡航が問題になり、衆参を通して初めての常任委員長の解任となりました。中国要人との会談のため、日程を1日延ばそうとしたのを野党が合意しなかったため、結果として委員会が開けなかったというのが解任の理由です。通常、今回のようなケースでは、理事間で協議すれば問題になるとは思えません。日程的に緊急に審議する必要のある法案でもあれば別ですが、柔軟に渡航延長を認めるか、委員長代理を立てて委員会を開催するというのが妥当な判断です。今回の野党の対応は、明らかに参議院選挙を視野に入れた党利党略で、与党の足を引っ張って政局に持ち込みたい魂胆が透けて見えます。国益を蔑ろにするような国会運営は、立法府の権威を失墜させるだけではないでしょうか。